生きていると色んな人を見かけるし、知る。
「隣の芝生は青い」に揶揄されるような身近な感情ではなくて、
「こんな人生もあるんだなぁ」
強く望むわけじゃないけど、「こんな生き方、選択があるんだな」と、そんなことを他人をみては日々思ってしまう。
そんな人生を「自分」が選ぶとは思えないけど、
そんな人生も経験してみたいな。
そんなことをふと、色んな人の人生を見ては思ってしまう。
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大人になったら、もっとビジネス書とか、
いわゆるライフハック系を読むのかなあと思っていたけれど
むしろ、小説を読むことが増えた。
小説のいいところは、1冊の本で、全てが完結するところ。
そして、主人公なり物語の初めから最後までを知れるところだと思う。
ノンフィクションとはいえ、
小説を読んでいても、
「こんな人生もあるんだなぁ」
と、そんなことを思うし、
こんな風に考えることができるのか!と登場人物に感動したりもする。
自分とは違う人生や生き方を知ることができるのは、小説の醍醐味のような気がする。
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当たり前だけど、誰の人生は一度しかなくて、
いつも大小あれど常に取捨選択して生きていて、
何かを得るときは何かを捨てなくちゃいけない。
私が憧れる余地もないくらい別世界のような人の人生
近くの人だったのに、今やもう遠くに感じる人の人生
私がかつて憧れていたことを現在進行形で叶えている人の人生
何をしてもパーフェクトに見える人の人生
何かにオタクでそれに集中しているだけの人生
数え切れないほど十人十色の人生があって、
それが自分が好き・嫌い問わず、
なんとなく「そんな人生もあるんだなぁ」と、
全部全部、羨ましい。
そんな感情が湧いてしまう。
ワードワークをしたいわけじゃないけど、
毎日駅を走っているビジネスマンを見て、少し羨ましく思う。
お化粧バッチリで毎回旅行かスイーツを食べているようなインスタグラマーさん、
美の保ち方には底知れぬ努力を感じながら、少し羨ましく思う。
何かを得ることも、捨てることも、今はすごく臆病な気がしていて
そんな自分をみていて日々、なんだろう。と思う。
どの人生も、羨ましい。